物事を感情論で話すことは容易いこと
答えの無い問いを、目の前にして人は生きている
時代の流れや、人の感情で動くような事象は、ただの現象
初めから人間が所持している問いもその答えも
普遍的で無限宇宙のようなもの
ただの米粒ほどの私たちに、知り得ることなど出来るはずもない
ゆえに、すべてを知り得たような、征服したような、
そんな人間の傲りが、私たちに新たな罰を与える
私たちの誰が、何が、悪いのか
そんな陳腐な表面上の現象に囚われて、今を生きるも良し、
時に、深淵まで近づき、そこには何も無い事を知るも良し
人は、そこに何も無い事に不安を覚え、
意味を見いだせないことに希望を失う
ただ自身が在るだけの事実に耐えられなくなる
答えの無い問いを所持していることに耐えられなくなる
さて、それでも生きますか?