言葉を信じていない人は、自分の事をも信じていない
自分を信じていない人生を生きるのは、とても苦しい
そんなふうにしか生きられない人生は不幸である
言葉と自分が一致していない人生は不幸だ
だから、本当に自分はどこにいるのかを、人はあちこちに捜し求めることになる
しかし、本当の自分とは、本当の言葉を語る自分でしかない
本当の言葉においてこそ、人は自分と一致する
言葉は道具なんかではない
言葉は自分そのもの
自分の語る一言一句が、自分の人格を、自分の人生を、確実に創っているのだと、自覚しながら語り
そのようにして、生きることだ
言葉には、万物を創造する力がある
言葉は魔法の杖
人は、魔法の杖を使って、どんな人生を創ることもできる
それは、その杖を持つ人の、その人自身の、心の構えひとつ