失うのが怖かった。
人は失うことが何より怖い。
だから人であったり、物であったり、お金であったり、いろんなものをなくさないように必死で守って生きてる。
でも実は何ひとつ失ったり壊れたりするものはないんだよね。
それが解れば心が自由になる。
でもまたすぐに追いかけてくる。足をひっぱる。
その繰り返しが人生なのだろうか。
大切なもの
ほんとに大切なものが何なのかいつも答えられる自分でいたい。
どうでもいいことで大切なことを汚したくない。
不思議にフラメンコの感想を聞くとその人が何をみているのか感じているのか判る。
友人踊り手に感想を求められる。彼女は私の感想が聞きたいのではなく
私の心の深いところにある大切なものを感じたいようだ。
大切なもの、それがフラメンコだから。